先週の続きですが
その昔、1960年代頃のお話。
ロックやポップスなど音楽がだいぶ浸透してきたころのお話。
ギターを弾きたいが楽器バカ高い。
アメリカ製の有名ブランドギターと値段とカローラの値段が
同じだったとか。
そうなってくると、出てくるのは安価なコピー商品。
とにかく本物より安く、カタチが一緒。
社名ロゴを削ってしまえば見分けがつかないほど。
よくできたコピーが市場に沢山出回ります。
やはり、このような商品は本家の商売を脅かす存在となっていきます。
あまりにもよくできたコピーなので
アメリカの本家と訴訟問題になったりもしたようですが
そんなにうまくコピー商品が作れるなら、おたくでわが社の楽器を作ってくれと
そんな話になっちゃったみたいで、
コピーばかり作っていた会社が本家のお墨付きをもらっちゃったというお話し。
日本人のこだわりと器用さと、伝統の木工芸
楽器製作にも通じるところがあったのかな。
たいとるなしお