Keds、PRO-Keds:古いシューズ、古~い広告

1996年 まだまだ雑誌が元気でよく売れてた時代。

ヴィンテージなんて言葉がもてはやされたりしちゃったりして、

誌面はちょっとしたデッドストックブーム。

そんな頃、POP*EYEとかBOONとかFINEBOYとか…若い男の子たちに向けて

PRO-Kedsってこんなに由緒正しいブランドなんだぞ!とアピール。

 

Keds、PRO-Keds:古い古~い広告から(7)

PRO-keds:The shoes the pros wear , on the court and off.

ニューオーリンズ・ジャズのスーパースター、ご存知ピストル・ピート

ピート・マラヴィッチの

(広告用とは言え)今となっては貴重なオフショット。

相手の女性は果たして誰だ?

 

Keds、PRO-Keds:古い古~い広告から(6)

We challenge any other shoe. Any time. Anywhere.

ご存知セルティックスの永久欠番「10」。

メキシコシティ五輪の金メダリスト Jo Jo White(ジョジョ・ホワイト)

身長218cm・伝説のセンタープレーヤー

Kareem Abdul-Jabbar(カリーム・アブドゥル=ジャバー)

185cmもあるのにNBAではチビ。

タイニーの愛称で親しまれた得点・アシストの2冠王

Nate Archibald(ネイト・アーチボルト)

そしてブルズの10番 Bob Love(ボブ・ラブ)や

Sweet Lou のニックネームも懐かしいLou Hudson(ルー・ハドソン)…

70年代のNBAでは

キラ星のごときスタープレイヤーの足元にプロケッズ・シューズがありました。

 

 

 

Keds、PRO-Keds:古い古~い広告から(5)

そしていよいよプロケッズ。

ユニロイヤル社の1ブランドだったのですね。

右上:アメリカズカップのヒーロー

”Race your boat Right”の著者としても知られる

アーサー・ナップ・ジュニアがはいたプロケッズのボートシューズ。

右下:デビスカップに勝利したアメリカチームのスター

クラーク・グレーブナー着用のプロケッズのテニスシューズ。

唯一の全米テニス協会公認シューズです。

左:NBA デトロイト・ピストンズのスター選手

デイブ・ビングのはいていたプロケッズのバスケットシューズ。

写真ではサイズ感が分りませんが、意外とみなさん、そんなに大足じゃなさそうな…。

 

 

 

Keds、PRO-Keds:もっと古い広告から(7)

Court King 登場!

バスケットシューズはロイヤル!

ですが…テニスシューズと言えばコートキング。

後にキング婦人が愛用したことから

ますますその名がインパクトを持って知られるようになった

ケッズ永遠のビッグネームです。

Keds、PRO-Keds:もっと古い広告から(6)

Deck-N-Court

「ひげ」とか「スマイル」とか呼ばれたトウガードのアクセントが特徴的な

俗に言うジャックパーセル・タイプのコートシューズ登場。

in or out of action…the big shoe is U.S.KEDS

スポーツにもカジュアルにもケッズが一番

といったところかな。

 

From Sports Illustrated : May 1963

Keds、PRO-Keds:もっと古い広告から(5)

So champs wear Keds !

フランク・レーヒーお薦めケッズ第2弾。

これはもうKeds永遠の定番 ”チャンピオン・オックスフォード” そのものですね!

They’re not Keds unless the name Keds appears on the shoe .

この頃から既にデザインの真似っこに悩まされていたのが分ります。

 

Keds、PRO-Keds:もっと古い広告から(4)

New Frank Leahy Keds.

フランク・レーヒーは1941~43年、1946~53年、

ヘッドコーチとして二度にわってノートルダムを率いたNFLの名将。

アメリカ人なら知らない人はいないビッグネームです。

そんなビッグネームのアドバイスを得て生まれたKedsの新製品。

ロゴショルダーの”Serving Through Science”が誇らしげですね。

 

Frank Leahy がどんなビッグネームだったか知りたかったら:

www.youtube.com/watch?v=DroTXCHt81M