90年代、私は仙台に住んでおりました。
正月になるとデパート、商店街のあちこちから「初売り」、「福袋」という耳慣れない言葉が聞こえてきました。

今でこそ、どこのお店でも見られる「福袋」ですが
当時の私にはとても珍しかった覚えがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が東京に出てきてしばらくしてから渋谷「109」の福袋が正月のニュースで取り上げられるようになった気がするので、
90年代当時はまだまだ全国的ではなかったのではないでしょうか。

今にして思えば、仙台の「初売り」「福袋」というのはかなり印象的なものでした。
正月のデパートはとにかく大混雑。
各店頭には紅白の福袋がずらりと並んでいた記憶があります。

デパート入口の特設ブースでは、
高級車、金の仏像、海外旅行がセットになった福袋が・・・。
袋に入らぬであろうものまでが「福袋」として売られておりました。

私も、雰囲気にのまれ雑貨屋の福袋を買いました。
確かそこそこ大きな福袋で1000円程度だったと思いますが、中身は
絶対に自分では買わないであろう
ファンシーすぎる文房具の数々
ファンシーすぎる手鏡
ファンシーすぎる小型卓上クリーナー電池式 しかもほとんどゴミを吸わない代物
ちなみに全部ピンク色

それ以来、私は福袋というものを疑うようになってしまいました。
福袋に期待した自分が悪いのか。
いらないものを詰めこんだ福袋が悪いのか。

安いものには過渡の期待をしない。

中学生の私が学んだ買い物の理念。

 

 

たいとるなしお