みんなが知らないケッズの功績を話してあげよう。
アメリカ中には、それまで確か19のメーカーがあって
それぞれが、”スニーカ”という無限の可能性を持ったこの新しい商品で何とかひと儲けしようと
他人のやらない色々な工夫を凝らしていたわけさ。
でも、ある時誰かがこう言ったんだ。
「こんな高価な靴を買ってくれる金持ちがアメリカ中にいったい何人いるって言うんだい。
誰でも買えるくらいに安くする方法を考えよう」…と。
19のゴム底シューズ・メーカーの16社が賛同し
こうして生まれたのがケッズ、プロケッズの母胎となった
”ナショナル・インディアンラバー・カンパニー”。
おかげで、それまでベック&スナイダーのカタログに
6ドル50セント(!)で載ってたようなクロケット・サンダルが
1897年のシアーズのカタログでは
60セントで売られるほどに身近になってたってわけ。
あれからもう100年もたつけれど
だからアメリカ人にとってケッズは今も特別なのさ。
誰だって、まるで空気を呼吸するようにケッズをはいている。
日本で売られているよりもっと沢山の中から選んで…。
愛すべき故郷。《プロケッズ》は永遠のアメリカン・ストーリー・テラーです。